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2012年1月19日(木) 場所/三浦半島・城ヶ島 展望台下
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2012年1月28日(土) 場所/三浦半島・城ヶ島展望台下 房総の釣り師Dさんと釣行です。 前回行った展望台下へまた行こうと言うことになったので、帰り道の急階段の事を考え、荷物をグッと減らして出かける事にした。 今回は城ヶ島公園の手前の階段から降りてみたのだが、やっぱり前回の奥の階段から行った方が楽だったかもしれない。 釣り場に着いてみると流石に土曜日とあって釣り場はほぼ満員状態。取り敢えず空いている所で竿を出してみたのだが、その場所は潮が磯と平行に左から右に磯伝いに流れ、しかも左からの風なのですぐに右隣の人の前まで仕掛けが流されてしまう、これでは釣りにならない。磯を移動しようにもこの近辺ではどこにも空いている所は無く、結局ここで終日やる事になった。 結果は小メジナ・メバル・ベラの外道トリオで完敗。右隣の磯にいた海苔メジナの方は30cm台を一匹釣ったようだから決して魚が口を使わなかった訳ではなさそうだが、軽い仕掛けで魚を極力浮かせて釣る、私の釣り方では全く歯がたたなかった。重り負荷の大きな浮きに噛み潰しオモリを段打ちして、ピンポイントの止め釣りをすればよかったと反省。 三浦半島では25日あたりから海水温が急上昇したようだが、外気温と釣果は急降下で寒いこと寒いこと。 |
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2012年2月11日(土) |
2012年2月26日(日) |
2012年3月18日(日)
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2012年3月24日(土)
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2012年4月15日(日) |
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2012年4月19日(木) |
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2012年5月12日(土) |
2012年6月2日(土) |
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2012年7月7日(土) 場所/三浦半島 城ヶ島護岸 前回に引き続き楽な釣り場へ来てしまった。 年金受給者が多く集まる「年金」なんて名前の釣り場もあるそうだから、私もそろそろお仲間へ入れてもらわなくては・・・・・・。 釣り場に着くと、顔見知りのご夫婦とそのお仲間もいらっしゃって、ご好意ですぐ隣に釣り座を構えさせていただいた。以前生まれて間もない赤ちゃんを連れていたのだが、しばらくぶりに会うとかなり大きくなっていた。8ヶ月だというが本当に子供の成長の早さには驚かされる。ご夫婦の用意したテントで休憩させてもらったり、烏賊のから揚げなどご馳走になったり、帰り際にはお仲間の方に缶コーヒーまでご馳走になってしまった。。 釣りの方はイマイチで、小メジナや小サバに、ときおり足裏サイズの尾長や口太がポツリポツリと釣れる程度(最大28cm)。でも今日は釣果よりも、気持のよい釣り仲間さん達とご一緒させていただき、穏やかでまったりとした良い遊びをさせていただきました。本当にありがとうございました。 |
2012年7月15日(日) 場所/三浦半島 城ヶ島護岸 連休の中日だけに道路は無茶混みだろうし、今日は南西の強風だから釣り場は無いだろうと思いつつも、やっぱり家でじっとしていられないのがこの病気。そそくさと家を午前10時に出発。道路は想像どうりの混み具合で三浦縦貫道などは歩いたほうが速そう、どうにかいつもの釣具店「たけしちゃん」にたどり着いたのは午後1時。 此処のところ堤防や護岸ばかりの釣行で、ちっとも磯に行っていない。風向きも悪いので思い切って東岸の大浦方面まで足を伸ばすことにした。目的の磯は高ん場かゴーシュ浦、ここらあたりなら入る道も細く、わかり辛いだろうから空いているんじゃないかとの希望的観測は見事に大外れ、なんと海水浴・磯遊びの方達の車で駐車スペースはどこもかしこも満車状態、見事に一台も停めるスペースが無い。ここまで来たのだからと暫く車中で待機していたものの誰一人帰る様子は無い。 仕方なく近くの間口港でお茶を濁すことにしようと、港の駐車スペースに車を置き荷物を持って護岸に向かう。ところが居合わせた漁師に「ここは立ち入り禁止だ、看板が見えないのか!」と怒られてしまう。もどってよく見ると確かに立ち入り禁止の看板が壁に貼ってあった。以前は護岸に釣り人が並んでいたものだが、いつからこういう事になってしまったのだろうか、釣り人と漁師間でトラブルでもあったのか、いずれにしてもまたひとつ釣り場が無くなってしまった。 もう時間は既に午後2時を回っている、南西の強風ですぐに確実に入れる場所はと考えたが結局私にはいつもの城ヶ島護岸しか考えつかない、午後3時現地到着。 急いで空いている場所で仕度をしていると、いつもの顔見知りの方が「この前デッキブラシを忘れていったでしょう」「お預かりしていましたよ」と声をかけてくれた。この方にはお世話になりっぱなしで面目無い限り、本当に有難うございました。必ず何かお礼をしなくては。 釣りの方はと言うと全くの絶不調、釣果は丸坊主のがれの小メジナ一匹のみ。帰り仕度を済ませてから、居合わせた人たちとしばし釣り談義などして午後7時、夕闇迫る城ヶ島を後に渋滞の高速道路へと重いハンドルを切ったのでありました。 |
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2012年7月29日(日) 場所/三浦半島 城ヶ島 護岸 久しぶりに子供が付き合うと言うので、二人で城ヶ島へと向かう。しかしこの暑さでは炎天下で長時間釣りをするのは体力的に無理、さらに磯歩きはもっと辛い、と言うことでいつもの護岸へ行く事にした。(言い訳多し) 途中ゆっくり食事などもしながら夕方狙いで現地到着午後2時30分、しかし今日は海上保安庁の船の試乗イベントが開催されていて広範囲が立ち入り出来ないようだ。3時30分ごろには終了するとの事なので、準備だけしてエアコンの効いた車内で待つ事にした。 3時40分釣り開始。さて海の方はというと、なんだか緑色をしていてコマセを撒いても餌取りや小メジナの反応は無い。それでも暫くコマセを続けていると突然ウルメイワシの群れがコマセに付いた。メジナ仕掛けには掛から無いけれど、付近でサビキをやっている方達にはイワシが鈴なりで歓声が上がる。子供にサビキをやるかい?と聞くとメジナでいいとの返事。それではと、アタリは遠いけれど粘る事にした。 やがて右に行っていた潮が止まり、左に流れ始めるほんの10分ぐらいの間だけメジナの喰いが立った。私に小メジナ、続いて子供に足裏(27cm)。 その後は暗くなるまで粘ってみたものの、ネンブツ鯛の入れ食いで意気消沈。気力も尽きて本日終了です。 帰りに、ハンバーグの専門店にてヘビーな夕食。釣果も食欲も、高二の子供にはもうかないませんわ。<楽しい一日でした> |
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2012年8月4日(土) |
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2012年8月15日(水) 場所/房総半島 館山自衛隊裏 8月11日から会社はお盆休み、今年は旅行へも出掛けずに家でぶらぶら。映画を観に行ったり読書をしたり寝溜めをしたりとダラダラと過していたのだが、やっぱり一日ぐらいは釣りに行かずばなるまい、という事で渋滞と猛暑を覚悟の上、子供を連れて久しぶりの房総半島は館山自衛隊裏へと出かけた。 この釣り場のメジナは小さいので狙いは黒鯛。黒鯛用の配合剤とオキアミ3㎏を手でよく捏ねてから野球のボールぐらいの大きさに丸め、釣座前10メートルぐらいの所へ10個ほうり込む。仕掛けは1号の立ち浮きでハリス分底を這わせるといった仕掛け。餌はオキアミとボケジャコ。追いコマセを打っているとやがて小メジナが集まりだした。底釣りの仕掛けにも時々アタリはあるのだが釣れるのは石鯛の幼魚や小メジナ、そのうち振り込んだとたんに仕掛けをひったくって行ったのはボラ君です。 アタリの少ない黒鯛釣りにとうとう辛抱たまらず、いつものゼロ浮きに変えて子供と入れ喰いのメジナ釣り、いつの間にか脇には猫ちゃんが張り付いている。これはこれで結構楽しいもの。夕方に派手なアタリで0.6号竿を絞り込んだのは40cmぐらいのアイゴ君でした。 奇麗な夕焼けの写真を撮ってゆっくりと帰り支度、夕食はいつもの「はま寿司」で・・・。 今年の夏休みこれにて終了です。 |
2012年9月29日(土) Y君は某自動車リース会社の代表を長く務め、現在は㈱ライフマーク社の社長http://www.lifemarks.co.jp/さらに次なるステージをも求めて模索中でもあるらしい。K君は卒業後、映像の仕事一筋に現在も現役バリバリのディレクター(時としてプロデューサーでもあるが)で、海外での仕事も多く忙しい生活を送っているようだ。 確かあれは大学4年の夏だったと思う、父が死に母は別に所帯を持っていた長男と同居しており、私が育った横浜の実家に私だけがくすぶっていた。そんな折、江ノ島でアナゴが釣れているという釣り雑誌の情報を得て、二人を誘って夜釣りに出かけたのだった。 当時私が乗っていたのはスズキ自動車の空冷3気筒(LC10)の軽自動車「フロンテ」、大人が3人乗ると非力な360ccエンジンは勘弁してよとばかりに大声で泣き叫ぶ。 あれから40数年の時は流れた。 来襲する台風18号と17号の間、この日しか無いというタイミングでの城ヶ島・黒島堤防でのメジナ釣り。大潮の満潮は午後4時ごろ、潮の動くのは2時頃からとの読み通りY君にまずは念仏鯛そして手の平メジナ&足の裏、続いてK君にも同型が連発、私はコマセと仕掛け係りで忙しい。しかし暫くするとY君は休憩だという、手には竿の代わりに四合瓶がある。ここから私も釣りに参戦するが数匹釣ると潮止まりでアタリが途絶えた。K君も飲酒休憩。私は釣りを続けたいのだけれど体力がもたずしばし休憩。少し休んでから竿を出すとソーダ鰹のお目見えだ、群れが入って入れ喰いかと思ったが結局これ一匹。夕方近くなりコマセもそろそろ尽きかけるかという頃に堤防の表側が空いた。大型メジナの期待を込めて向かい風の中しばらく頑張ってみる、しかし最後のコマセとともに振り込んだ0浮きをゆっくりと引き込んで釣れてきたのは、やっぱりお約束の「念仏鯛」でありました。 K君曰く「念仏で始まり念仏で終る」、人も魚も40年前と同じじゃないかい! 帰りに島内の裏通りにある居酒屋で夕食&飲酒。本当に楽しい一日でありました。 |
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2012年10月7日(日) 場所/三浦半島 諸磯港 三連休の中日だから道路も混んでいるだろうなと思いつつも午前10時45分に家を出発。東京は小雨が降っていたが、三浦方面は午後から雨があがるとの予報を信じて一路首都高から横浜横須賀道路へと向かう。思いのほか道は空いていて渋滞無し、いつもの釣り具店「たけしちゃん」でオキアミ3キロとアミ1キロ・配合餌1袋を買って城ヶ島の黒島堤防をめざす。ところが城ヶ島大橋から見える黒島堤防は人が鈴なり、駐車スペースに着いてみると車を停める場所も無い、さすが連休。 しかし今日は堤防でやるつもりでいたので足ごしらえはスニーカー、さて何処か空いていそうな堤防はと考え、諸磯港へ行く事にした。港近くの有料駐車場(500円)に車を停めて堤防へと向かったのだがここも家族連れで満員御礼。コマセの支度をして後方で暫く待つことにする。やがて一組が帰り仕度を始めたので、挨拶がてら釣況などうかがいながらその場所に入れてもらうことにした。時刻はすでに2時30分。 コマセを撒くと何やら小魚が集まりだし、その魚影はコマセ一杯ごとに増えてゆく。浅い棚で仕掛けを合わせると釣れたのは小さいアイゴ、こりゃだめだ。アイゴとメジナの分離を果たすべく遠近・左右にとコマセを撒き分けたり、重い仕掛けに替えてみたりと思考錯誤を繰り返すものの、どう釣ってもアイゴ、アイゴ、アイゴ。 しかし、夕方近くになるとやっと沖のほうで魚のワクリが出た。棚を浅くしてコマセに合わせると本日最初のメジナ、25cmぐらい。これは入れ食いになるなと思いつつ騒がしい沖の海面に向かって仕掛けを投げるのだが、なぜかその後魚はかからない。棚を調整したり浮きを替えたり針までいじってみるがアタリは出ない。そのうち沖で出ていたワクリは激しさをまして、コマセが着水すると同時にガバガバッ!と派手になる一方。なんじゃこりゃ!なんで魚がかからないんだろう・・・? しかたなく、小さなアタリに即合わせを繰り返していると突然竿が海面へ突っ込んだ。やっと来た!と思ったのだがその後の引きが無い。ビニール袋でも引っ掛けたように上がってきたのは・・・なんと「アオリイカ」。足(長いほうだから手か?)に針が刺さっている。 烏賊がコマセに反応していたのか、それともコマセに集まる小魚を狙って集まっていたのか。いずれにしても餌木でもあれば入れ掛りだろう。しまいには暗くなるにつれ、その騒ぎは足元にまでおよんだのであります。 しかしこんな状況は過去にも一度あった。場所は荒崎のドンドン引きだったと思う、まだ磯を始めたばかりの頃に友人を誘って夜釣りをしたときの事だ。当時使っていたのは馬鹿でかく今思えば冗談のように明るい高輝度自立ウキ、そんなものでメジナを釣ろうとしていたのだ。何のアタリもなく、鰯のミンチ(当時のコマセ)も切れかかろうかという深夜、突然海面が騒がしくなると同時にいきなり海から手がガバッと出て電気浮きを引ったくっていったのだ。 出たー!と慌てふためいて逃げ帰ったのだが、それが烏賊だと知ったのはずいぶん後のことでありました。 持ち帰ったアオリ烏賊、大変美味しゅうございました、ハイ。 |
![]() う~ん、今日も釣りきらんかったばい! つて、いつもでしょ。 |
2012年11月18日(日) 場所/三浦半島 荒崎・荒井港駐車場護岸 前日の土曜日に友人との釣行を予定していたのだが、大荒れの天気で一日順延。しかし彼は仕事があり今日は行けないとの事で単独釣行となった。 一人なので釣果は二の次に新しい釣り場(楽して釣れる釣り場)でも探そうと、若い頃に良く行った荒崎方面へと向かった。ここら辺は三浦縦貫道を降りてからすぐ134号線を外れる事が出来るので殆ど渋滞知らず。荒崎へ向かう道々良さそうな堤防を物色しながら車を走らせるのだが、なかなか空いている場所は無い。しかし最後に見つけたのが今回の釣り場。荒井港の堤防は立ち入り禁止(いっぱい釣り人がいたけれど)となっていたが、手前の駐車場護岸はニゴリが入ってなかなか良い雰囲気、料金徴収のオバちゃんにお金を払い「ここで釣りをしても良いですか?」と尋ねると「どうぞどうぞ」との事で「漁師が帰ってくるまでは堤防でも大丈夫」と教えてくれた。しかし立ち入り禁止の看板のあるところでやるのは嫌なので護岸のテトラ寄りで開始する事とした。 護岸は写真のように腰ぐらいの高さがあるが5メートル以上の竿を使えばさして問題もなく、かえって目の前にカウンターがあるようなものだから物を置くのにも大変便利、ただし駐車場内なので付近を汚さないように気をつけながらコマセを撒かなければいけない。 水深は手前5メートルあたりまで1.5ヒロで根がかりをするがその先は二ヒロ半でも大丈夫、はえ根際を一ヒロちょっとで狙う事にした。潮は手前右のテトラに当たった表層の波が左に流れ、風も右後方からなので仕掛けは左に行く、しかし少し沖の方ではゆっくりと右に行く流れがある。ラインを何度も右に打ち返しながらコマセと合わせようとするのだがゼロ浮きのSという軽い仕掛けではなかなかどうして難しいのだ。小メジナを数匹釣った後、G2の浮きに交換、これで操作は一気に楽になり20㎝~25cm程度のメジナとカイズがほぼ入れ食い状態。地元の老人達も様子を見に現れ、あれやこれやと釣り談義、終いには私の針の結び方にも話は及び、「針軸に5回も巻きつけちゃかえって締まらないから2回にしろ」とか「コマセはなんだ」とか話は弾む、聞けば彼らは地元の漁師さんとの事。そのうち堤防で釣っていた人たちも護岸に移動し始め、私の右1メートルに入って投げ釣りを始めようとする女性まで現れた。「すみませんが私右投げなんでそこは危ないんで左側に来てもらえます?」「ごめんなさい、ごめんなさい」ってなんで私があやまっているのか良くわからないけど、釣り場でのトラブルは起こしたく無い。彼女達をよく観察していると、若い男性が一人で4人もの初心者の若い女性をエスコートして釣りに来ているようだ、「こりゃ大変だ!」頑張れ若人よ。釣れたカイズをくだんの女性に差し上げると、エスコートしている男性が礼を言いにきた。いい男だな~。 その後は大型が出るかと浮きが見えなくなるくらいまで頑張ってみたがアタリは無い。そろそろ帰ろうかと思っていた矢先に地元の若い衆と思しき方たちが7~8人現れ、あちこちでエギを投げ始めたのだが、その中の一人が私に近づいてきてこう言った。「出てってくれ、ここは私有地だから」・・・・何を言ってるんだこいつは、私有地だからこそ利用料金も払い、釣りの許可ももらってやっているのに。つまりこいつは地元の仲間とイカ釣りをするのに私が邪魔だったという事だろう、地域エゴ丸出しというやつ。こういう場所は他にも結構ある。言い争っても気分が悪くなるだけなので、これにて納竿、「荒井港駐車場護岸」いい釣り場なんだけどな~。 |
2012年12月2日(日) 場所/三浦半島 城ヶ島・黒島堤防 朝から笹子トンネル天井崩壊のニュースが飛び込んできた。私には山梨方面で土・日に開催される事が多いイベントに参加する知人が多くいるので、巻き込まれてやしないかと朝からあちらこちらと電話をして確認。幸いこの日は関係イベントが無かったようで一安心。そんな訳で出発は12時を回ってしまった。 磯ブーツを持たずに今日は最初から堤防でやると決めて城ヶ島の黒島堤防へ向う。駐車スペースに到着して荷物を持ち歩き始めたのだが、なんと途中から工事中のため立ち入り禁止の立て札。しかたなく車にもどると先ほどから駐車スペースにいた三人連れのルアーマンが「あれ!どうしたんですか」と聞く。「やあ、この先立ち入り禁止になっていたんですよ~」と答える私に彼らは「今日は工事をしていないから大丈夫、私達は朝からやっていました。」「昼飯を食べに行ってきたのでまた入るつもりです」と言う。 若干の後ろめたさはあったのだが、彼らの言葉を免罪符にもう一度堤防へと向かってしまったのでありました。 午前中は強風が吹いていたせいか、立禁の看板のせいか堤防は無人。休日釣り師の私にはこんな機会はめったに無い、今日はいつもの0浮きの釣りをやめ丹羽浮きBで深釣りをやってみる事にした。ハリスはここで魚を取り込める限界の三ヒロ、遊動を50センチ取ってほぼ底狙いで始めたのだがなかなかアタリは出ない。その内潮がゆっくりと右沖に出るようになったので仕掛けをかなり強めに張ると本日最初のメジナは25cmぐらい。その後は同じ手ではぼ三投に一匹の入れ食い。 その内ふと後方に何かの気配を感じて振り向くと、近からず遠からずといった絶妙な距離に黒猫が両足を揃えてチョコンと座っている。魚が欲しいのだろう。猫には少し大きすぎるかとも思ったが、釣れたメジナを投げると物凄い勢いで魚を押さえ、あっという間に咥えさってしまった。 しばらく後、今度は同じ場所に同じ格好でトラ猫が座っている。これは早く魚をあげざるを得ないな~。しかしその後はこの事で気持ちが焦り、つい早アワセとなってしまいなかなか魚を掛ける事が出来ないのだ。あ~あ!猫のプレッシャーに負けちまった。 ようやく魚を掛け、カメラを準備してから魚を投げるとこれも物凄い勢いで魚を持ち去ってしまう。カメラの焦点を合わせる暇など全く無し。 猫はかわいいけれど、釣り人が餌をやるのは地元の方達の迷惑になる場合もあるので気をつけねば。熱海沖の初島も釣り場に猫の多い場所なのだが、こちらは地元の人たちが猫害に困ってなんとか頭数を減らそうと努力しているとの事で、餌やってはいけない。 |
2012年12月13日(木) 場所/三浦半島 毘沙門・東風崎のワンド 満潮を過ぎて潮がほんの少し動いた。コマセを四杯長方形に撒きその沖に静かに浮きを振り込む、仕掛けがなじんだころ合いにそっと道糸を引いてコマセの中を通すと、浮きの頭が少し押さえ込まれた後ゆっくりと沈んでいった。糸ふけが殆ど出ていない状態でアテンダーⅡ0.6号を手元まで曲げて「逃がさん!」状態でやり取り。やがて手前のハエ根をやり過ごして浮いて来たのは、私の三浦でのメジナの最長寸(47cm)。 釣り忘年会をやりましょうと、友人の房総の釣り師Dさんと相談。たまには平日の空いている磯でやりたいね、と言うことでこの日に決定。さて釣り場は・・・この時期水深の浅い房総方面は望み薄、では三浦はというと西海岸から城ヶ島にかけてはアイゴ地獄との情報がある。風向きは、水深は・・・消去法で毘沙門周辺ということになった。 毘沙門の駐車場に到着してみると平日でもゴミ捨て場には数人の釣り人が確認できる。今日はDさんと一緒だから、1人では歩く距離も長くしかも砂浜を歩く為に足腰に負担が掛かる為めったに行かない東風崎へと行くことにした。もちろんウエーディングなど出来ないから釣り場はワンドに限られる。 風は右背後からの微風、潮はほとんど動かない、当然浮きも動かない。午前11時に釣り座に着いてから午後四時の満潮までに2人に釣れたのは、フグ2匹・小メジナ2匹・海タナゴ2匹・ボラ一匹という全くの貧果、このまま今日は終わるのかな~とあきらめつつも釣り病患者の2人は黙々とコマセを入れ続け、仕掛けを振り込み続けたのであります。薄暗くなり見難くなった浮きをヘッドの黄色いものに変え、粘って粘っての嬉しい釣果でありました。 Dさん、今年も大変お世話になりましてありがとうがざいました。来年も何卒よろしくお願いいたします。 仕掛け/竿:アテンダーⅡ0.6号、道糸:1.5号、ハリス:1.25号、浮き:0号S、針:グレ5号、コマセ:オキアミ+配合剤1袋、餌:エビの剥き身 |
2012年12月23日(祝) 場所/伊豆半島 初島第一堤防 超久しぶりに家族で熱海沖の初島へ小旅行。当然釣り道具一式を持っていかない訳は無いのだが、コマセは少し遠慮して半日分一回の量のみ購入して出掛けた。 23日の午後1時から1人で第一堤防へと向かう。さすがに連休の中日だけあって年末と云えども堤防は超満員、仕方なく港の中向き一番手前で竿を出すことにしたのだが、この場所ではメジナが釣れる訳も無く、ハリス浮きを付けた仕掛けでしばし餌取りのスズメ鯛と遊んでみた。しかしこれを本気で釣ろうとすると、これはこれでなかなか難しい。結構熱くなってしまったのだった。 そんな事を小一時間していると堤防先端の(低い方の右側)でやっていた方が帰った。左角で舞鯛の浮き釣りをしていた方に挨拶してこの場所に入らせてもらう事とする。手前の潮はゆっくりと左に流れているようだが、沖の潮は僅かに沖側に向かっている。手前に餌取り用のコマセを大量に撒き、20メートルくらいの沖にコマセを一・二杯、タナは竿二本半で浮きはB。短期勝負だから仕掛けが棚に届いたら張って張って、アタリが無かったらすぐ一からやり直すのくり返し、その内かなり沖ですばらしいアタリ、一旦は竿に乗ったのだがやり取り中に針外れ、しかしこの引き方はたぶん石鯛。タナを竿一本半にして同じように流すと最初に釣れたのはメジナ(33㎝)、夕方になり手前の餌取りが少なくなったのでタナを二ヒロにして釣れたのが右の写真の36cm。今日は魚を持って帰るつもりは無いので、話しかけて来られた女性に「魚いります?」と尋ねると彼氏と思わしき方が「いいんですか?」といって魚を持ち帰ったのだが、しばらく後に「お礼です」と心太(ところてん)を戴いてしまった。 本日はオキアミ→メジナ→トコロテンの「わらしべ長者」4時納竿。 年末までにもう一度釣りに行こうと思っていたのだが、何やかんやと忙しくこの回が本年の釣り納めとなってしまいました。お魚さん達一年間遊んでくれてありがとう。 来年もよろしくネ。 |
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