◆私のメジナ釣り・・・針から竿迄 
はじめに
「大きい魚を釣りたい」この気持ちこそが釣りをする人に共通した願いであることは間違いないでしょう、もちろん私自身も。しかし長年この遊びを続けていくうちに大きい魚を釣る為に多くの方が色々な主義主張や方法・道具を持っている事に気がつきます。こうあるべき、こうしなければ釣れない、こうしてはいけない、等々様々です。
以前小磯でメジナを釣っていた私の隣に入ってきた若い方に「おじさん、オキアミじゃコッパしか釣れないよ」とあからさまに馬鹿にしたような口調で言われた事があります。その人は海苔メジナをする方で、私は「そうなんですか」と答えておきました。また立ち浮き派の方からは「そんな小さな中通し浮きじゃここからじゃ見えないでしょう」なんて言われたりもしました。最近では流行(はやり)なのでしょうか、遠投至上主義の釣りをする方もたまに見受けられます。もちろん釣りには様々な方法や楽しみ方があって良いと思います、イワシ餌の時代からメジナ釣りをしている私も若い時には色々なことを主張していたのかもしれません。
多くの情報(釣り雑誌やテレビの釣り番組、最近はNetが多い?)を持ち今の流行を追わなければ出来ない事もあり、経験の長さでしか見えてこない事もある、釣りは本当に奥の深い遊びなのです。だからこそ面白く、辛く、楽しくてやめられません。
これからご紹介するのは現在の私の楽しむ為の釣りの道具です。「そんなんじゃ釣れないよ」と言う方も勿論いるとは思いますが「こういう釣りもあるんだ」程度の感覚でご覧いただければ幸いです。
              
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釣行は殆ど土曜日、早朝から磯に入る体力が無いので午後釣行(12~17時ぐらいまで)で夜釣りはしません。また釣り場は三浦半島・房総半島の地磯・堤防・護岸が主で、入る場所はなるべく駐車スペースに近い場所を主戦場としております。さらには、風が背後からくる釣り場のみを選択しますので荒れ気味の海で大型入れ食いなんてことは殆どありませんし又、たとえ追い風でも渡るのが危険なハナレ的な釣り座も対象外です。従って道具は極端に浅い場所で魚が逃げ込みそうな根が多い釣り場や手前のハエ根がきつい場所を除いては繊細なものとなっております。ちなみに私の現在の基本的な道具立ては、アテンダーⅡ0.6号に道糸5ポンドテスト(1.2号)で浮きはプロ山本Sの0号、ハリス1.25号、針・軽量のグレ針4号です。三浦や房総では50㎝を超える大型のメジナは殆ど見ませんので、狙いは30~40㎝台の口太メジナであります。





《釣り針》
●形状
概ね伊勢尼型を使用。針軸は短い方が食い込みは良いとされていますが私は取り扱い(針結び・餌付け)がやり易いやや長軸のものを使用しています。主にオーナー針の半スレ針を使用(半スレは刺さりが良いような気がして)そういう意味では完全なスレ針が一番良いとは思うのですが、バラシが多そうなイメージがあって使用をためらっています。
縄文時代の出土品にも動物の骨で作った釣り針が出てきます。これには返しのついたものもありスレ針形状のものもあります。先人も悩んでいたのかもしれません。
針先は刺さりやすさから鋭いものの方が良いに決まっていますが、以前針の先端部分を切り裂きが良いように鋭い三角形の刀のように加工して販売されていたものがありました。しかしこれはやりすぎで、口切れを招いて随分バラシを頻発させたものです。(現在は売っていないと思う )
●大きさ
グレ針3号から7号を、餌の大きさや種類、魚の喰い気の有無によって使い分けています(オキアミMの場合は4号が標準)大きい餌で黒鯛も狙う場合は7号も使用します。
●重さ
同じ種類の針で同じ号数なら重い針は太くて当然強い。大きい魚が見込める場合は細い針は大型に伸ばされることがよくあるので重いものを使いますし、餌を水中浮きと同じように仕掛けを引っ張って行くように使いたい場合も太いものを使います。しかし魚の食い込みは軽く細く小さいものの方が良い場合が断然多いようです。最近は針の自重を表記しているものが多く、同種の針を重さ別に揃えています。
●色 
海苔の釣りをするとき以外はピンク色に着色されたものを主に使用しています。コマセの色と同調している方がメジナからも違和感がないのではと思うからです。又、フグ(一枚歯の魚)に突かれると色が剥げて魚の種類を教えてくれると良く言われますが、だからといってそれがどうという利点になるものだか良くわかりません・・・エサ取りとメジナの分離をするときにはヒントにはなるかも知れない程度です。
●針に関連する小物
針に付ける小物としてはTバックオバネ(釣武者)を時々使用する事があります。これは針の耳を隠すものですが針の結び目をもカバーしてくれますし、これの蛍光色のものは暗い潮の時や深い場所を釣るときに効果がありました。また他の方法として、ネリエサを針のチモトに小さく丸めて付けて耳を隠すのも細い針を使いたいけれど餌を早く沈めたいときには効果的でありました。

針外しに関しては未だに「これが最高」というものに出会った事がなく、色々なものを試しているところです。現在はプロ山本の「なるほど針外し」を使っています。長期間使って色々なケースを体験してみなければ良し悪しは解りません、さてどんなもんでしょうか。
※どこかに多少飲まれても魚にダメージを与えず簡単に外せるものないでしょうか、今のところ飲まれたらハリスを切ってリリースしています。



 

 







      

     

《釣り餌と関連品》
●コマセと配合剤
通常の生のオキアミ3㎏にマルキューのV9を混ぜ合わせたものを基本としています。
冬季にはこれにアミエビを混ぜ、「グレにこれだ」という添加剤を入れることもあります。
私の場合は通常午後からの竿出しなのでコマセは少な目、これで日没前まで釣りができます。
●バッカン
コマセ用のバッカンはセミハードタイプをシマノの活かしバッカンに入れ子にして持っていきます。
以前、有名な渋谷の釣具店でバッカンを選んでいるとき、店員に「この色はコマセの汚れが目立たなくて良いですよ」なんて馬鹿な事を言われました。目立たなくてどうする、目立つから掃除できて臭いを車や家庭に持ち込む事を防げるんじゃないか、バッカンは汚れの目立つ色が一番です。
●コマセミキサー
プロ山本の3Dミキサー。
他にも優れたものは種々あるとは思いますが、ずっとこれを使っています。
壊れない、これが使い続けている理由です。
●杓
湯川杓を使い続けています。
滑らず手になじみシャフトの硬さがちょうど良く長時間投げても疲れを感じた事が無い。私のものはグリップの入り方がセンターを少し外していて狙いよりやや右に出るのですが慣れているので問題ありません。とにかく投げやすい優れものです。湯川さん Good job!
●杓立て
杓立てはウキトリパラソルも立てられる2穴式の物をバッカンに取り付け、海水を入れて使用していますが、そのままだとパラソル立て部分の入り口でパラソルの先端がちょうど引っ掛かって出しにくいのです。小さく切った発砲スチロールを底の部分に入れて底上げすれば良いと思うのですが、まだやっていません。釣り場でこれが必要な時に「あっそうだ!」と思い返すことの繰り返しで本日に至っております。(最近忘れ事が多いんです~)
●ウキトリパラソル
細かい仕掛けで釣りをする私には必需品です。
高切れで遠くまで浮きが流されてしまっても大体取れますが、慣れは必要です。風や波が強い時は苦労することもしばしばあります。
●水汲みバケツ
水汲み時に磯に当たることが多く比較的消耗が激しい物ですから、適当に安価なものを使用していますが、錘の付いていることが必須条件です。錘の付いていないものは海面で反転せず水が汲みにくいですよ。
●餌入れ
内側がステンレスで保温機能の付いたものを使用しています。
餌が乾燥しにくく、また夏期には餌が傷みにくいのではと思います。
●餌箱クリップポール
これはバッカンに取り付けて餌箱の位置を高くすることが出来る優れもの、私はこれ無しでは餌を付ける度に屈まなくてはならないので、腰が痛くなり疲労は倍増すること間違いなし。(若い人には不要ですかね~)
●つけ餌
①オキアミ生
餌取りさえ多くなければ一番喰いは良いと思います(コマセの中から拾って使用)。
また、喰い渋る時はそれを剥き身にして使用しますが、小さいものを数個つけるとさらに効果的です。しかし結構面倒くさい作業ではあります。
②ハード加工したオキアミ
普通に釣り餌屋で売られているもので、ハード加工されてさらに各種の添加剤に漬けてあるものが多い。
コマセに入れる配合剤との相性もあるのでしょうが、これ(V9)しか喰わないなんて日が稀にあります。最近よく行く釣具店にこれが無かったので、頼み込んで置いてもらうようにしました。(ありがとうございました)
③ボイルのオキアミ
つけ餌用にパックで普通に売られているボイルオキアミ。半ボイルというのもあります、夏期にたまに使用しますが、三浦ではボイルのコマセがあまり使われていない事もあるのでしょうが、喰いはイマイチです。餌取りに強いと言いますが本命にも喰われ難いのでは?
房総では浅場を釣る時、コマセが遠くまで効くように、沈みが遅いボイルオキアミをあえて使うことがあります。
④芝エビのむき身、味の素漬け(自作)
一番良いのは生の芝エビが出回る10月~11月ごろに築地の場外市場で小さめの新物を購入、殻を剥いて海老の頭部にある味噌と味の素を混ぜたものに漬ける。それを小袋に20匹づつ分けて冷凍庫に保存。生の無い場合は冷凍のむき身を購入して味の素漬けにする。過去に漬ける物を各種試してみたがさほど違った効果は認められなかったので現在はこの方法で作っています。夏場は特にこれでしか釣れない(餌が持たないから?)時もあります。
⑤ネリエサ
マルキューの食い渋りイエローを使用。よく練っていろいろな形にして沈下速度を調整できる餌として使用できます。また釣り針のチモト隠しやオキアミ餌等の自重を増やしたいときに小さく丸めてチモトに付け、ガン玉代わりとしても使用できる重宝なものです。
⑥海苔類
滅多にしませんが、オキアミで全く反応のない時に仕方なく磯に自生している海苔を採取して使うことがあります。海苔にしかメジナが反応を示さない時がたまにあり、そんな時はドラえもん調で「ボウズ逃れ~」と叫んでから使うと効果あり。(ウソです)
⑦その他
イソメ類、イワシの半身、鳥のささ身のアミ漬けなどは昔、普通に使っていましたが現在は水温の低い春先に青イソメを海タナゴと遊ぶために、たまに持って行くことがある程度です。
グリーンピースでも釣れるとの噂で、やってみましたが全くダメでした。今度生のイクラを試してみようと思っているのですが、短気なので一日中実績のない餌で通すのはなかなか難しいのです。
 

 






 

  




   









 















  

《ハリス》
●種類
昭和50年ごろにシーガーというハリスが発売されて以来フロロカーボン一辺倒で、現在はブラックストリームを使用しています。(松田稔ファンだから)
新製品の黒潮はゴム状に表面を改質したとの事で、まだ使用して日が浅いのでその効果の程は良くわからないけれど、ゴムゴムの実を食べたルフィー(漫画ワンピース)みたいなものだから良いんじゃないか~?
●太さ
1号から1.75号を持っていくのですが、普段使うのは1.5号までです。
青物が回ってきて、釣った小魚を餌にした釣りをしたとき1.75のハリスを使ったことがあります。2010.9.26
●強さ
最近のハリスはとにかく強い、化学の発展は遊びの釣りにさえもその恩恵をもたらせてくれる。昔、三宅島へ通っていた頃、40~60㎝台のメジナを狙っていた頃の私の仕掛けは、ダイワのSS900LB、道糸3号、ハリス(ダンかシーガー)4号、水中ウキ仕掛けで道糸より太いハリスを使用していました。これで空港下のエビ根で62㎝・3.4㎏の尾長も獲りました。
現在当時の4号のハリス強度を出すなら多分2号で十分でしょう。直線強度もさることながら結び目の強度や擦れた時の強さも格段に上がっていることは確かです。ブラックストリームは磯に当たってささくれても何とか魚を獲らせてくれたことが幾度もあります。
●長さ
基本は一ヒロ半ですが釣り場により変わります。沈め釣りをしたいときは直結でロングハリスにして浮きをハリスに入れ込んで使うこともあります。これだと超浅棚にもすぐ対応できて便利ですが、ハリスの消費量が多く不経済です。
●ラインカッター
普通に市販されているものを使っていますが、中には粗悪品もあります。必ず刃先がきれいに合わさるか確認して買います。
  


 

 

 

《ガン玉》
●種類
ゴム張りのガン次郎とハリコミ小次郎を使っています。
●色
ピンクを主に使用しています。理由はコマセのオキアミに紛れやすそうな色だから。
●大きさ

7号から5Bまで揃えています。海域や流れの有無で変わりますが0浮きには7号2個が私の標準です。
●取付位置
浮きストッパーの下、ハリスの中央、針のすぐ上、針を結んだ時の余らせたハリス(餌取対策)、道糸(風対策)等。
ハリコミ小次郎は中通しなので針の耳に接した位置となります。小さくて動くので邪魔にはならないようです?
  

《ヨリ戻し》 
●種類
YO-ZURI のサルカンかダイワのスイベルを使用していますがどちらも本当に撚れが取れるのかは不明。
●色
光らないように艶消しで黒系のものを使用しています。

●大きさ
ハリスが細いことが多いのでなるべく小さいヨリ戻しを使用しています。(メーカーにより号数と大きさに違いあり)

※基本的に結束強度の問題で(接続具を介した方が強い)ヨリ戻しを使用していますが、ロングハリスにして浮きを入れ込む釣りをするときは直結でやることもあります。
   

《浮きストッパー》 
●種類と色
釣研のフカセからまん棒にフカセ浮きゴム、潮受けウキゴムのM・Lを風の強さで使い分けています。またもっと仕掛けを踏ん張らせたいときは、離して2個付けたりもします。
●色
水中で目立って見やすいから黄色を主に使用しています。
 
      


《ウキ止め》 
●シモリ玉とウキ止め糸
私の基本的な仕掛けはウキ止めを使った半遊動です。シモリ玉・ウキ止め糸とも何でも良いとは思いますが、プロ山本の極小・極極小あたりが私の使う道糸にはマッチしているシモリ玉です。ウキ止めはなるほど浮き止め糸をなるほど結びせずに使ったり、道糸やハリスを流用したりと結構適当です。
なるほど結びは護岸などで海が穏やかな時に使う事もありますが、もともと小さなウキを渋々にして使っているので、さして魚の食い込みが良くなるとは実感していません
またこの結び方は道糸を傷めがちですのでゆっくりと慎重に結ぶことが求められます。
 


《浮子》
●種類
20代前半、私にメジナ釣りを最初に教えてくれたFさんに頂いたのはセル玉ウキ(ポリカンともいう)というごく軽いものでした。当時は鰯のミンチを磯の足元から出るサラシに入れて、浅棚に浮いて群がる小型の魚を数釣るといった釣りでしたので遠投など出来なくてもなんら支障はなかったのです。
やがて本格的な磯釣りに目覚め、三宅島通いが始まってメジナ釣りを始めたころは自分で種々の情報を集めるようになり、辿り着いた浮きは当時
四国の阿波を中心として全国に広まりだした算盤の玉のようなヘッド形状を持つ中通しの円錐浮き、それに黒檀の水中浮きをセットするのが私の定番スタイルでありました。それは多分阿波のレジェンド中原孝さんの真似をしたものだったのでしょう。また、当時は随分と色々な形状・材質の浮きを自作しましたが、ウキのバランス(浮き方・沈み方・投げやすさ・質感・丈夫さ・魚を掛けてからの邪魔になり難さ)等々で俗に名人浮きと言われているものを超えるものは出来ませんでした。
現在の三浦・房総の地磯での釣りにはプロ山本ウキがメインとなっています。このウキの利点は、低重心でウキのフラツキが少なく小粒のSサイズでも結構な重量があって投げやすくしかも傷が付き難く、どこからか水を吸って釣りをしているうちに浮力が微妙に変わってしまうという事が少ない(たまには不良品もあります)という点で一番気に入っています。滅多にありませんが潮の流れが強く、重いナマリを打って張って張って釣るなんて場面に出くわした時は高重心の丹羽浮きが使いやすいです。松田浮きも良いのですがこちらは根掛かりや浮きが磯に当たりそうな場合はすぐに回収しますので魚を釣った実績はありません。(だってコストパフォーマンスが悪いんだもの)
●サイズ
標準の仕掛けとして使うのはSサイズの0浮きです。風が強くなり馴染みが悪くなった場合はMサイズのBや2Bくらい、それ以上に悪い状況(強風)の場合はタナプロ仕掛けを使います。(例外は強い流れの中を海苔餌で狙う場合、この場合は海苔が浮くので5Bまでは使います。)
また、さらにそれでもダメなような海の状況の場合は・・・・・撤収です!(危ないから)
足元から水深のある場所では00浮きをスルスルで使った全遊動の沈め釣りをすることもありますが、あまり好きではありません。ウキが入るのを目視する釣趣が無いし、どこまで沈んだか判りづらく根掛かりも多く下手クソな私には難しいからです。
魚が、ごく浅い棚に浮いたときは小さなハリス浮きを使います。写真のハリスに挟むタイプの浮きはもう販売されていないようで、大事に無くさないように使っています。(00・0・G2)

   
昔のウキ

   
プロ山本ウキ

 
 丹羽ウキ 松田ウキ ハリスウキ


《道糸》 
基本的に道糸はその日使うハリスと同じ号数かそれよりも細いものを使用します。1700のリールには5ポンドテスト(約1.2号)と別スプールに1.35号、2500には1.5号、3000には1.75号を巻いています。細かい仕掛けを使うことが多い為、浮き下の動きを道糸が阻害しないように細めの道糸を使っていますが、これでも魚との引き合いで根に触れて切れるのは殆どハリスの場合が多く、高切れは少ないものです。
道糸は過去に色々なものを試してみました。磯の白という道糸は良く目立ってラインメンディングがし易いのですが、あるとき隣で釣りをしていた女性の方から「釣り人から良く見える糸は魚からも見つかりやすくて魚を追い払っているんじゃない?」って言うご指摘を受け「ゴメンナサイ」って謝って使うことを止めました。(そんな風に思う人もいるんです)また、流行を追ってPEライン(0.6号)を使用したこともありますが、これは軽すぎて強い風の中ではメンディングがやり辛い(私の仕掛けは全体が軽いから)事と結びが面倒くさく、さらには直線強度はあっても磯に触れるとすぐ切れることから使用を止めました。
現在は、細い号数はリールや穂先でのトラブルがおきないように硬めに設定してあり、太くなるにつれて柔らかくなるような道糸を選んで使用しています。もちろん魚に見つかり難いカラーも選択の必須条件です。
 


《リール》 
シマノのハイパーフォース1700、ハイパーフォース3000、テクニウム2500を使用。
1700と2500は使い易いストレートレバーに変更、また3機種ともフリー時の
ハンドルの逆転を防ぎブレも少ないバランサーハンドルを装備、全て左巻きなのは昔は竿は右手リールは左巻きと阿波釣方では決まっていたためで、今でもそれにならっているからです。(コマセを左手で撒くのは辛く右手で撒いているため効率が悪いとは思いますが、今更変えられません
シマノのリールは昔、他メーカー(ダイワ)の物に比べ特に機械的な精度が優れていたと思う。現在は使い比べていないのでどの程度差があるかは判らないのですが、そんなイメージで現在も使い続けています。特にテクニウムの巻き始めの回転の軽さ、スムーズさは感動するほど素晴らしいネ。


 
 1700     3000     2500 
 

《竿》
がま磯アテンダーⅡの0.6号・1号・1.25号、ファルシオン1.5号が現在主に使用している竿です。
アテンダーは初代からずっと使っている竿で、私の釣りには一番マッチしています。張りもありますが
全体としては柔らかい竿で先から手元まで徐々に強くなる調子は、例えば小メジナと遊ぼうと思えば竿先だけのやり取りで楽しめるし「これはでかいぞ」と感じたら元まで使って強引に(松田稔の行かさんスタイルで)絞り上げる釣りができるといった楽しい竿です。ただ、浅場で根が多い釣り場のように魚を掛けたときに大小をはかっている余裕のない場所では、ほんの少し対応が遅れることがあります。そんな場所ではやや先調子(アテンダーよりは)のファルシオンを使います。
過去にはがま磯メインで色々な竿を使いましたが、強すぎる竿(インテッサG5など)や先調子のものはどうも私の釣り方には合わず、魚の取り込みに失敗することも多々ありました。

一番多く使用しているアテンダーⅡ0.6号は玉網を使わず25㎝ぐらいのメジナを抜き上げていると竿の2番の継ぎ目上から折れることが2度ありました。同じ個所なので竿の構造的欠陥(継番の段差を極限まで減らしたスーパーアクティブサスデザイン)の為、継ぎ目部分の肉厚が足らずに起こる現象だろうと思い、折れた竿を添えてがまかつに問い合わせました。回答は竿のレントゲン写真なども添えて丁寧に私の見解を否定するものでありました(認める訳ないか)。しかし同じ指摘は竿メーカーのテスターさん(お名前は自粛します)からも出ていたそうです。
でもこの竿は私の大好きな調子の竿ですので、なるべく抜き上げをせず玉網で掬う様にしても使い続けています。「もともと0.6号で抜きあげなんてしちゃダメでしょう!」というご意見、ごもっともです
ハイ
玉の柄は同じくがま磯のマルチフレックス5.5の手元側に熱収縮ラバーを被せて使っています。腕力のない私が大きめの魚を掬うときに手前の磯や護岸に擦れて元竿が傷だらけになった事があったからです。
網は高切れして近い場所をウキが漂っているとき、すぐに掬えるよう細かい網目のものを使用しています。
枠は腕力のない私には自重の軽いもの(アルミやチタン)が良いのですが、あまり軽過ぎると伸ばすときにスムーズに出なくなってしまい、現在はステンレスのものに落ち着いております。


アテンダーⅡ


ファルシオン

 
マルチフレックス玉の柄5.5   玉枠・網


がまかつ製ロッドケース
竿2本とリール2個、玉の柄・玉枠を入れます。リールは持ち運び時の重量バランスを取るため底の部分と先端部分に分けて入れております。

《その他》
●フローティングベスト
古いタイプのがまかつ製のものを長年使用しています。ウキ・ハリス・針・他の小物はポケットに入れ、針外しやラインカッターは胸に付けたピンオンリールに下げています。また、懐中電灯やフィッシュグリップ、ナイフ、仕掛けの予備などもたくさん入っているので結構重く、着ていると肩が凝ります。随分永く使っているので浮力が充分あるかどうかとの心配もあります。そろそろ買い替え時期かも知れませんが・・・結構これがいい値段するんだよね。
●スパイクブーツ
磯釣りを始めた50年前は赤茶色の布でできた磯タビを履いていました。結構長さもあってクルブシあたりまでを保護してくれました。現在はスパイクのついた長靴タイプをメーカーに拘らず買い替えしながら使っているます。このタイプは磯歩きの際に膝下までを怪我から守ってくれる優れもので、特に足腰の弱い私には必需品です。これを忘れてきたら絶対磯には行きません。
●偏光グラス 
普段近眼のメガネを掛けているのでクリップオンタイプを使用しています。カラーは色々と試してみた結果、スモークかブルーが一番汎用性が高かったです。陽射しの強い時は濃い茶色、薄暗い時は黄色が見やすいです。



※以上2020年3月現在